エーザイ㈱&東京海上日動 認知症との共生と予防の実施に向けて業務提携
2019年9月26日、エーザイ【名称:エーザイ株式会社 代表執行役CEO:内藤晴夫】と東京海上日動【名称:東京海上日動火災保険株式会社 取締役社長:広瀬伸一】は、認知症との共生と予防の実施に向けた業務提携契約を締結したことを発表した。
認知症に係わる疾患啓発活動の一環として、エーザイが有する経験やノウハウ等に基づき両社が共同で開発した疾患啓発冊子「わかる と かわる 認知症―そもそも認知症ってなに?―」の配布を開始するほか、下記の取組みなどを通じて、両者が有するノウハウやネットワークを活用して認知症との共生と予防の実施を図っていく。
■具体的な取り組み
①認知症に対する誤解や思い込みを払拭し、正しい理解の幅広い普及を図るための「疾患啓発活動」
②認知機能セルフチェックを日常的に行うための「環境整備」
③発病後も自分らしく暮らし続けることをサポートする「保険商品の普及策」の検討など
なお、今後、認知症疾患啓発冊子はシリーズ化し、継続的に発行される予定。
エーザイと東京海上日動は、今後、両社の活動趣旨への賛同企業や団体とのコラボレーションも検討することで認知症の人や家族のwell-being(ウェルビーイング:心身ともに、さらに社会的にも健康で、満足した生活を送れること)の実現に貢献していくとしている。
https://www.eisai.co.jp/news/2019/news201974.html